SBR14の話。
壊れた黄金長方形の描写もすばらしいが、表題にもなっている「勝利者への資格」が秀逸。
グッと来る。
過酷なレースの描写がちょっと少ないと感じていたけれど、きちんと挟んできた。
このエピソードの中で出てくる「イタリアンコーヒー」には幼い頃、物語で見たラム酒やラザニアに似たトキメキがある。
後日(たぶん)同じコーヒーを出す店にいって飲んできた。大人って素敵だ。
六壁坂の話。
露伴先生の表情が人間的な深みを感じさせる。相変わらずぶっ飛んでるけど。
サインの件は原作が露伴先生なので
「おっと、ここらで僕が売れっ子でファンを大切にする作家とわかるエピソードを入れておくか。」
という感じ?
荒木先生は(6部後半以降さらに)絵的にも物語的にも人間性を描くことに長けているように思うのだけど、そういったマンガとしての技術的な部分があまり評価されていないような気がして残念。
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